鍋は「ヘルシー」だけど「ダイエットにいい料理」だとは、思っていなかった件について

コラム

 

All Aboutで「食事ダイエットガイド」の肩書きを持つ片村優美さんというヒトが(※ちなみに、ゴメスは「夜遊びガイド」の肩書きがあるのだが、最近は早朝野球に備え23時には寝てしまうので、そろそろこの肩書きはヤメにしてもらいたいw)、『「実は太りやすい鍋」3選! ヘルシーに食べるために実践したいポイントとは?』なるタイトルの記事を配信なされていた。とりあえず、その「3選」とは以下のとおりであった。
 

(1)すき焼き

(※牛肉のカロリーが高く、甘く仕上げるために調味料を多く使用するため)
 

(2)キムチ鍋

(※豚のバラ肉を使うため)
 

(3)(洋風)トマト鍋

(※チーズを加えたり、シメをオムライス風にしたりパスタを使用したりするため)

なるほど……こう指摘されたら、たしかにそんなような気もしなくはない。管理栄養士の資格を取得しているという “専門家” の片村さんがおっしゃっているのだから、おそらく「正解」なんだろう。
 

しかし、ここまでを読んで「はて?」と、ふいにちょっとした疑問が頭に浮かんだ。私は「鍋には肉に魚に野菜にキノコに……と、なにをブチ込んでも美味しくいただける」ので、栄養面で(大雑把に)「ヘルシー」だとは思っていたけど、「ダイエットに良い」とは一度も思ったことがない。なぜなら「鍋料理が好きすぎて、美味しすぎて……いつも食べすぎてしまう」からだ。そして、美味しさを追求するためには……豚のバラ肉をヒレ肉に、鶏のもも肉を胸肉に変えたりもしないし、必要であれば、調味料も粉チーズもガンガンかけまくるし、具材の出汁がたっぷり染み出たスープを無駄にしないためにも、シメは絶対に欠かせない。
 

私だったら、もし本気でダイエットに取り組むのならば、食事メニューに「鍋」は入れない。もう一度繰り返すが、「つい食べすぎてしまう」し、その鍋料理の味を最大限に引き出すためには、高カロリーな具材や調味料やシメの炭水化物の投入も躊躇せず、一滴残らず食べ尽くすのが「鍋に対する礼儀」だというポリシーを、私は捨て切ることができないのである。
 

ただ、「その鍋料理の味を最大限に引き出した」うえで、結果として「ダイエットにも良さそう」な鍋料理も、豊富なゴメス鍋レシピのなかにはなくもないので、そのホンの2つほどを、今日は最後に紹介しておこう。
 

・ワカメしゃぶしゃぶ
 

乾燥ワカメではなく、魚屋で購入した生の新鮮なワカメ “のみ” を、日本酒と塩を加えたお湯で、ひたすらしゃぶしゃぶするだけ。どうしても野菜を入れたいなら、ワカメの繊細な味を台無しにしない「みず菜」あたりがオススメ!
 

 

・おろし大根の雪鍋
 

昆布と日本酒で出汁を取り、「鶏の胸肉」「白菜の根の部分」「白ネギ」「おぼろ豆腐」「えのき茸」……と、白い色の具材を入れ、その上から「大根おろし」を振りかけ、最後に「白菜の葉の部分」を添え、ポン酢でいただく。最後のシメはうどんかきしめんで。ただ、おぼろ豆腐で意外と満腹になってしまうことも……?

 

 

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