ありそうで、じつはあまり出回っていない(?)中高年 “同士” の恋愛マニュアル! その貴重な “教え” とは!?

コラム

 

いくつになっても恋愛がしたい……そう思っている中高年の人は少なくないだろう。
 

では、中高年の初デートにおいて、もっとも好ましい話題と、逆にもっとも好ましくない話題とは、いったい何なのだろうか?

そんな冒頭文ではじまる記事を『@DIME』が配信していた。日本最大級の結婚相談所『オーネット』が運営する中高年向けパートナー紹介サービス『オーネット スーペリア』が、45〜64歳の中高年男女434人を対象に行った「中高年の初デートの話題」に関する意識調査の結果をもとに、アレコレと分析する……という内容である。さっそく、その「調査結果」の一部を以下に紹介してみよう
 

【中高年の初デートの話題で好ましく感じる話題:男性】
1位:趣味は何か
2位:好きな食べ物は何か
3位:休日は何をしているか
4位:貯金や年収について
5位:どんな仕事をしているか
 
【中高年の初デートの話題で好ましく感じる話題:女性】
1位:趣味は何か
2位:どんな仕事をしているか
3位:好きな食べ物は何か
4位:休日は何をしているか
5位:貯金や年収について
 
【中高年の初デートの話題で好ましくないと感じる話題:男性】
1位:貯金や年収について
2位:今住んでいる場所はどこか
3位:どのような結婚観を持っているか
 
【中高年の初デートの話題で好ましくないと感じる話題:女性】
1位:貯金や年収について
2位:親兄弟など親族の事
3位:どのような結婚観を持っているか

 

なるほど、ね……。では、この「意識調査」が仮に「20〜30代の男女対象」だとしたら、結果はどう変わっていたのだろう?
 

私は「初デートの話題」は、相手の出方次第で会話をインプロビゼーション的に転がしていく人間──つまり、あまり前もって話題を “用意” していくタイプではないため、断言はできないのだけれど、おそらくそんなには変わらないのでは……? ただ、あえての違いを推測するなら、
 

1位:どんな仕事をしているか
2位:趣味は何か
3位:休日は何をしているか

 

……と、もっと仕事の話が上位に来る……ような気がする。
 

もしかすると、若い世代は「仕事」から相手を見極めていくのに対し、中高年世代は「趣味」「好きな食べ物」「休日」……などから、もっと婉曲的に相手の “ひととなり” をイメージしていくのではなかろうか。私も決して例外ではなく、中高年は異性に恋愛感情をもって接する際、
 

「この出会いが人生最後のチャンス!」
 

……といった、尋常ならぬ切迫感を抱きがちだったりする。切実すぎるがゆえ、つい慎重さが増してしまい、本音ではもっとも知りたい情報であるはずの「貯金や年収」「親兄弟など親族の事」「結婚観」……などを “初回から質問すること” が、なかなかできないのだ……と思う。
 

私は還暦を過ぎてもなお、わりと節操なく娘くらいの年齢の女子ばっかとデートしている。昨日も22歳のギャルとお好み焼きを一緒に食べに行った。しかし、こうした機会もあと2〜3年も経てば、ぐんと減ってしまうに違いない。そして、そんな状況を迎えたときに利用したい「マニュアル」ってヤツが……ありそうで、じつは世にほとんど出回っていない……。
 

当たり前の話、「恋愛をする」資格は誰もが有しており、年齢は関係ない。だからこそ、私はそこに向けた、より懇切丁寧な「中高年 “同士” の恋愛マニュアル」の作成を、これからのライフワークにしていこうと、心に誓う次第なのであった。

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