「なぜ子どもはSNSで知り合った大人について行くのか」じゃなく…SNSを通じた誘拐事件に関しての投稿に賛同の声
大阪で起こった小6少女誘拐事件。皆さん記憶に新しいのではないでしょうか。少女は無事保護されたものの、犯人がSNSを利用して少女を誘き出していたと報道されると、子供とSNSの関係が大きくクローズアップされました。
この経緯をニュースで見ていたユンダ(@y00black)さんが投稿した意見が、大きな話題を呼んでいます。
今ニュース見てるけど「なぜ子どもはSNSで知り合った大人について行くのか」じゃなく「なぜ大人はSNSで知り合った子どもを家に連れ帰るのか」を問題にして対策しようよ
— ユンダ (@y00black) November 25, 2019
その通りですよね。責めるべきはSNSを利用して子供を騙した大人です。この意見には多くの賛同が寄せられていました。
では、このような犯罪を未然に防ぐために、私たちには何ができるのでしょうか?ユンダ(@y00black)さんは、こう続けています。
TVでもwebライターでもいいけど、女子小学生とか中学生とかの設定でアカウント作って「家出したい」とかツイートして、DM送ってきた大人にオフで取材してみたらどうだろう。「未成年を保護者に無断で家に連れ帰ることは犯罪だと知っていましたか?」「なぜコンタクトを取ったんですか?」ってさ
— ユンダ (@y00black) November 25, 2019
確かに、影響力の大きいTVやインターネットの力を使うことで、抑止力になるかもしれません。子供に指導するだけでなく、大人にできることもすべきでしょう。
SNSを利用した犯罪が増えるにつれ、子供のSNS利用に関する議論が熱を帯びてきました。そんな中、ネット上では下記のような意見が投稿されていました。
大阪の小6女児が保護された件で「最近の小学生は警戒心が薄すぎる」とか言ってるのいるけど、お前の小学生の頃SNSとかあったの?ないだろ?私が小学生のころは女の子数人に声かけてそのへんの商店でお菓子買い与えるおっさんいたんだぞ。小学生なんて今も昔も警戒心なぞねーよ。誘う大人が昔からキチガ
— サルサねこまた (@dokudokuneko) November 23, 2019
確かに、子供たちが巻き込まれるような犯罪は、SNSの無い時代にもたくさん存在していましたよね。ただ、SNSによってそういった犯罪者と子供との接点ができやすくなったのも、また事実といえるでしょう。
もちろん、子供たちのSNS使用に対する適切な指導が大切なことは言うまでもありません。しかし、「子供を指導する」だけでなく「大人がそういった犯罪を起こさない仕組み」も同時に考える必要があります。
どんな時代であっても、「子供たちが巻き込まれる犯罪を未然に防ぐために何をすべきか」を常に念頭においておきたいものですね。