20年前にはなかった!「たしかに最近当たり前化したな…」と感じること7選

コラム

 

とある女性向けのウェブメディアが、ちまたの事象で「最近当たり前化してきたこと」をいくつかピックアップする内容の記事を配信していた。その記事は「顔写真の加工」「オフィスでのサンダル」「忘年会スルー」「LINEやメールでの新年の挨拶」……ほかを“実例”として挙げていたのだけれど、私も「言われてみれば…」と、思いついたモノが10も20もあったので、今日はそのなかから7つほどを、ここcitrusで紹介しよう。

 

 

(1) カラフルな乾杯

 

まずは初歩的(?)なやつから。忘年会など大勢の飲み会での乾杯が、酎ハイやらハイボールやらカクテルやらウーロン茶からオレンジジュースやら……と、バラエティに富んで色とりどりになりましたよね? かつての「乾杯はビールで」みたいな不文律が、もはや死に体となり、お酒が苦手な人はノンアルコールでも問題なし……といった風潮が主流になりつつあるようだ。もちろん、コレはちっとも悪いことではない。むしろ、もっと推奨していきたい「当たり前化」の一つである。

 

 

(2) 歩きタバコをしている人を見かけなくなった

 

やはりコレも、もっと推奨していきたい「当たり前化」の一つ。私がまだ某若者向け情報誌で恋愛マニュアルを書いていたほんの20年前くらいは、「ポイ捨てしたタバコをカッコよく靴で揉み消す術」なんてモテ指南が、わりと真面目にありましたから…(笑)。ハイ、ボク自身もたしかそんなことを書いたことがあります。すいませんm(_ _)m。今から考えりゃ、とんでもない話ですなw。

 

 

(3) 黒マスク

 

二昔前だと「マスクをしている人」=「風邪をひいている人」or「怪しいヒト」ってイメージがあったんだが、花粉症が「当たり前化」しはじめてきた一昔前には、マスクも常態となり、この数年で「半グレっぽい」と敬遠されがちだった、あの「黒マスク」でさえも市民権を得てきた様子だ。個人的には現在でも、さびしい夜道を独りで歩いているとき、黒マスク&フードを被っているアンチャンとすれ違ったら、つい早足になってしまうのだが……?

 

 

(4) コードレスイヤフォンをつけて独り言をしゃべっている人

 

イコール「スマホからWi-Fiを飛ばしながらイヤフォンマイクで電話している人」のことだ。最初は、独り言をブツブツしゃべっている危ないヒトにしか見えなかった。少なくとも私が、ようやく「ああ、このヒト電話してるんだ…」と認識できるようになったのは、今年になってからあたりである。

 

 

(5) 女子の独り牛丼

 

今でも「一人で牛丼屋に入るのはちょっと…」という女性は実在するが、比率としてはかなり少なくなってきた印象だ。

 

 

(6) 高学歴芸能人

 
私がまだ10代や20代のころは、国公立や早慶卒業(あるいは中退)の俳優や歌手やアイドルやお笑い芸人なんて、滅多にいなかったんですけどね……。終身雇用が幻想となった時流もあるのか、「せっかくイイ大学出たんだから、ちゃんとした会社に就職せねば…」的な既成概念は、すでに風化しつつあるのだろう。

 

 

(7) オシャレな東大生

 
(6)の傾向にともなって、昨今テレビにもよく出演している東大生をはじめとする、偏差値70クラスの超難関大学に通う学生サンたちもめっぽうオシャレで、シュッとした外見の持ち主が多くなった印象がある。「東大=ファッションや肌ケアには目もくれずガリ勉しなければ入れない」「二兎を追う者は一兎も得ず」って時代ではない……ということか?

 

 

あと、一つ付け加えるなら、電車のなかで雑誌や新聞を読む代わりに、四角い薄型の小さなボードをいじっている人がほぼ全員を占めるようになった……のも、大きな「最近当たり前化してきたこと」ではなかろうか。30年前からタイムスリップしてしまったヒトが、この光景を見たら、すごく異様に感じる違いない。

 

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