パートナーの邪魔をしない?在宅勤務中におススメの「包丁を一度しか使わない料理」がコチラです

コラム

 

「コロナ離婚」ってやつが、昨今ちまたで問題となりつつあるらしい。

 

これまでは夫か妻、もしくは夫と妻双方が職場まで“外出”していたため、四六時中顔を付き合わせるのはせいぜい週1〜2回程度で、結果として“程良い距離感”を保っていたのが、新型コロナショックの影響で同居“せざるを得ない”時間が劇的に長くなり、平常時には“隠ぺい”あるいは“黙認”できていた「お互いの嫌な部分」が顕在化してきたのが大きな要因なのは言うまでもなかろう。

 

とくに、自宅占有率が低かった側(※おそらく比率としては男性のほうが圧倒的に多いと推測される)は、ほぼ未知に近い“連日在宅”を強いられ、家庭内では木偶の坊扱い──針のムシロ状態であることは容易に察することができる。部屋の片づけや掃除を中途半端に手伝おうにも、「余計なことをしてアタシ(オレ)の仕事を増やさないで!」とピシャリ。じゃあ、テレワークでも……と“仕事”に向かおうとしても、完全に仕切られた“個室”を所有する恵まれた環境にある夫婦、または同棲カップルなんて、そうザラにはいないはず……。こうしたシビアな状況下から「ちょっとでも家から出たい」という一心のみで、本当は1ミリもやりたくもないランニングを始める人も多いと聞く。

 

じゃあ、料理にでも……と、料理本やネット上にあるレシピを見ながらチャレンジを試みようとも、食材にかける予算や購入のルーティンを度外視した“趣味的な料理”は、普段“キッチンを守っている側”からすれば、イラッとするだけ。まさに木偶の坊側からすれば八方塞がり……さあ、どーする!?

 

そんなサッドな局面にまで追い込まれている人たちに、私は“家庭を仕切る側の邪魔にならない副菜的な料理”を一品添えてみることをオススメしたい。名付けて「包丁を一度しか使わない料理」──これならキッチンの片隅でひっそりとでき、そのマイナスな存在感をも最小限に抑えることだって可能だったりする。とりあえず、私が得意とするこの“超簡単料理”のレシピを、一つ紹介しておこう。

 

 

【トマトとモッツァレラチーズのサラダ】

 

イタリアンレストランやトラットリアに行けば必ずある定番メニュー。ただし、トマトとモッツァレラチーズをきれいな等分の輪切りにしてサンドウィッチ状に挟み、凝った手作りドレッシングをかけるようなシロモノではない。そういう不慣れな手間ヒマが“キッチンを仕切る側”からすれば、逆にうっとおしい。もっと「動きが小さくて、かつ大雑把であること」がポイント?

 

[材料(3〜4人分)]
・トマト(ミニトマトと大きなトマトの中間あたりの大きさがベスト):4〜6個
・モッツァレラチーズの塊(※300円強)
・レモン(汁) :適量
・塩      :適量
・胡椒     :適量
・オリーブオイル:適量

 

[手順]
1.トマトを四つ切りにする(※ここで唯一包丁を使用)
2.ボールに切ったトマトを入れ、モッツァレラチーズを手でもいで入れる
3.塩と胡椒、レモン(汁)、オリーブオイルを適量加えてまんべんなくあえる
4.冷蔵庫に約30分入れて、味が染みるのを待つ

 


以上! どうです? むっちゃお手軽でしょ。「適量」ばっかなのはご愛敬。最初は薄めに味付けしておいて、徐々に足りない味を加えていけばどーにかなりますかから(笑)。あと、お好みでバジルやトリュフ塩などを微量振りかけたら、より芳醇な味になるので、ゼヒお試しアレ!!

 

 

さて。この私の提案がどこまで夫婦や(同棲)カップルの潤滑油として機能するかはわからない。正直言って、あまり自信もない。ましてや、私は子どもがいた経験もないので、もしかするとまったくピント外れな“おせっかい”としか受け止めてもらえないのかもしれない。が、せめて「知らないよりは知っていたほうがマシ」くらいのスタンスで、参考程度にでもとどめておいていただければ、コレ幸いだ。

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