ゆきぽよの「安倍首相かわいい」発言は政治的コメントに該当するのか?

コラム

 

すみません! おととい書いたばっかなのに、またゆきぽよネタ! ヤラせていただきますm(_ _)m

 

デイリースポーツによると、ギャルモデル兼タレントとして人気の「ゆきぽよ」こと木村有希(23)が5月28日、自身のインスタグラムのストーリー機能で、

 

「ゆきぽよさんは安倍さんを支持されているようですが、●●●●●●(伏せ字に加工されている)を理解されて支持しているのでしょうか?●●●●●●●●●●●●されてるのに、関係ないという安倍さんを僕は支持できません。正義感の強そうなゆきぽよさんなら支持しなさそうなのになあと違和感がありました。」


 
……と “安倍首相支持派” と決め付けられたようなコメントが届いていることに戸惑いを示した……らしい。事の顛末は以下のとおり。
 

 

木村は(5月)26日に発売された雑誌『WILL』で、安倍首相の「うちで躍ろう」動画について「普通のおじさんみたいで可愛い」などと感想を語っており、これが反安倍派の人々を刺激したとみられる。(木村は)この日のインスタで「ただ動画に対して安倍さんなりに若者へメッセージを伝えたかったんじゃないかな 普通のおじさんみたいで可愛いなってコメントさせて頂いただけなんで。」と政治的な意図がないことを強調。
さらには「政治についてあまり詳しくなくてごめんなさい。」「軽はずみな発言でもなくゆきがそう感じただけなんで支持とかどうとか難しい話は対応できないので 政治についてのメッセージ、コメントはもうやめてください。」とつづった。


 
ゆきぽよのメディア上での「ギャル」なスタンスや普段の言動をそれなりにご存じな方々なら、この「普通のおじさんみたいで可愛い」発言が、とてもじゃないけど “安倍支持派” へと直結するようなたぐいではないことくらい、たちまち理解できるだろう。仮に、この発言を報じたのがスポーツ新聞やネットの後追い記事とかであれば、あっさりスルーされている案件であったに違いない。ただ、発信元がガチガチの保守系政治雑誌でならす『WILL』だったのがまずかった。ここで学習すべきなのは、

 

「同じ発言でも、それを掲載する媒体のフレーム次第で、その意味合いはガラッと変わってしまう」

 

とどのつまりが、そういうことなのだ。マルセル・デュシャンが「作品」だと断言してしまえば、ただの便器でも「芸術」と化すのである。ちょっと違うか(笑)?

 

今回のゆきぽよ発言は、あえて例えてみるなら、混浴の温泉にいきなり一人のギャルが全裸で舞い込んできたようなものなのではなかろうか?

 

「混浴」ゆえ、規則としては女性が利用することになんら問題はない。しかし、実際のところ、おにいさんからおじさん、おじいさん…と、年齢を問わない野郎どもがハイエナのごとく、エモノを狙って眼を血走らせている混浴風呂に、うら若き女性が足を踏み入れたら最後、肌はおろか内蔵、骨の髄まで(好色な視線で)しゃぶられ尽くしてしまうのは火を見るよりも明らかではないか。そこらへんの見切りの甘さで、安易に『WILL』 の仕事を受けてしまったゆきぽよの所属事務所の責任を、ゆきぽよファンの一人である私としては、猛烈に断罪したい。

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