「男の若作りは嫌われる!」一体どこまでがダメなのか?を自分に照らし合わせて考えてみた
「新たな女性向けメディア」との売り文句を掲げるニュース&コラムサイト『yummy!(ヤミー)』が『男性の若作り事情……男女から嫌われるパターン集』なるタイトルのコラムを配信していた。
なんとなくぼやんとした原稿で、最後まで読んでみてもズバッとくる結論を得ることはできなかったのだけれど、要は、
無理やり若者言葉を使おうとしてもどこか使い方がおかしかったり、若者同士の会話に「それ、最近流行ってるよねー」「おもしろい? じゃあやってみようかな」などと強引に割り込んできたり、ビジネスシーンでも(若者間では主流の)ピチピチで破けそうな細身のスーツを選んでお腹の肉がベルトの上に乗っかっていたりする。
……みたいな男のヒトたちが、どうやら「(男女ともから)嫌われるパターン」……なのだそう。
正直 “今さら感” がただよう教訓ばかりではあるが、さて……実年齢(58歳)よりは、かなり控えめに言っても「15歳は若く見える」と評判な(笑)私は、はたして大丈夫なのか? 「嫌われる若作り」ってヤツを知らぬ間に、あるいは意識的に実践しちゃっているのではないか……そんなことを、同記事をフックにあらためて自問自答してみた。
まずは「若者言葉」。私が今、もっとも頻繁にお付き合いしている男女は平均年齢20代後半から30代後半あたり。そういう子たちと日々会話をしていたら「〜じゃね?」「マジか…」……など、おのずと言葉遣いもその世代に少なからずの影響を受けてしまう。もちろん、能動的に真似しようってつもりはさらさらない。否応なく「逆に同世代からすればチャラいと眉をひそめられかねないしゃべり口調」になっていくのだ。つまり、言葉遣いは “年相応” ではなく、置かれた環境によって大きく変わってくる──もちろん、私の “興味の対象” も若い世代のあいだで流行っている事柄がメインを占めてくるわけで、こうしたプロセスを経て、その結果が「若作り」と呼ばれるのなら、それはそれでしょうがない。
服装に関しても同様。私のなかでの “トレンド” とは、そのほとんどが若い世代から得た情報ゆえ、たとえば彼らのあいだで「細身」のファッションが流行しているとすれば、私も躊躇なく細身のアウターなりパンツなりシャツなりTシャツなりをチョイスする。そして、私は幸いなことに高校時代からずっとプラマイ2㎏以内でベストの体重をキープし続けているので、どんなサイズ感の洋服でも「腹の肉がベルトの上に乗っかっていたりする」心配は一切ない。さすがに、最近はタンクトップと短めの半パンは控えるようにしているけど……(しかも、若者世代のあいだでもコレらは大して流行っちゃあいないけど)。
あえて、私が「意識的に実践している若作り」を挙げてみると、とりあえず「歯」にはかなり気を配っている。歯が汚ければ、いくら頑張って心身を「若作り」したところで、すべてが台無し。歯のメンテナンスに対する怠りは口臭にも直結しますしね……。
あと、白髪染めはまだ一度も使用したことはないが、とくに白髪が目立つ頭部の側面は極力短く刈り上げるようにしている。また、薄くなりはじめている頭頂部がなるべく目立たないようにするため、髪型は適度な長さのソフトモヒカン。肌の保湿にも最低限の注意は払ってオールインワンのクリームを……。
以上、ここまでをどこまで「嫌われる若作り」とするのか──その総括的なジャッジは賢明なるcitrus読者の皆さま方々に委ねたい。今日のコラム……ちょっぴり自慢気な感じでしたかね? 反省。でもリライトはしません!