「相手のダメなところで結婚を決める」ミキティのあまりにもリアリティに溢れた結婚観が秀逸すぎる件

コラム

写真:つのだよしお/アフロ

 

元『モーニング娘。』のメンバーで、24歳でお笑い芸人の庄司智春と結婚をした「ミキティ」こと藤本美貴(35)が、『新R25』で自身の結婚観をアレコレと語っており、それがなかなかに「言い得て妙!」な金言のオンパレードだったので、今日はゼヒここcitrusでも、その一部を以下に紹介しておきたい。

 

「相手のいいところ」より「相手のダメなところ」で結婚を決めたほうがいいっていうのは、今でも思っているんですよね。

 

(中略)

 

「ダメなところ」をどれだけ許し合えるかというのが、結婚生活に必要な相性だと思うんですよね。

 

(中略)

 

自分のダメなところを見せないで結婚するって、爆弾抱えて結婚するようなものじゃないですか(笑)。私はむしろ早めの段階からガンガン爆弾投下していきます。無駄な時間を過ごしたくないので。

 

これはうちの旦那さんもよく言ってるんですけど、私たちは「夫婦ゲンカを悪いことだとは思ってない」んですよね。年齢も性別も育った環境も違うんだから、合わないことがあって当たり前。「別れるためのケンカ」じゃなく、「よりいいチームになっていくために」という前提さえあれば、どんどんすればいいと思うんですけどね。

 

「私のことを本当に想ってくれてる人がいる」という、その安心感や愛おしさが結局、一番大事だと思うんですよね。

 

(中略)

 

逆に、お金とか見た目とか、「今あるものがいつまでもあると思うなよ?」とも思うんですよね。たとえば私の旦那も、いつまでもあんなにムキムキとは限らないじゃないですか(笑)。歳を取れば体力もなくなるし、髪だって薄くなる。

 

(中略)

 

「将来どうなるかわからないもの」を基準に相手を選んでしまうと、それがなくなったときに幸せな結婚生活じゃなくなってしまうと思うんですよね。

 

私はそこまでミキティに精通しているわけでもなく、彼女のインタビュー記事などに目を通した機会もホンの数回しかなかったりするのだけれど、(少なくともメディア上では)「ダメ男キャラ」で認知されている庄司智春と、もう11年以上も離婚せずに(おそらく)幸せな家庭を築くことに成功しているミキティならではの、じつに説得力に満ちた “実体験談” である。

 

とにかく、気負いってヤツがまったく感じられない。それなりにキャリアを積んだ芸能人が自己啓発系や過度なオーガニックへと走るケースはよく見かけるが、そういう “怪しい匂い” とは無縁な自然体の “アドバイス” が、じつに心地良く、しかも実践的で、とても役にも立ちそうだ。

 

とくに、「自分のダメなところを見せないで結婚するって、爆弾抱えて結婚するようなもの」というくだりは、「いずれは結婚したい」と目論んでいる男女なら絶対 “心に刻んでおくべき教訓” だと思う。籍を入れるまではひたすら加点法で、それ以降が減点法オンリーってパターンはマジで針のムシロですから。そして、そんな状態が下手すりゃあ死ぬまで続くとは……想像しただけでも背筋が寒くなる?

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