【北斗の拳】ケンシロウが悪党に放った痛快名言 「こんな所で出すんじゃない」←何を?

コラム

TND幽介

 

「週刊少年ジャンプ」の伝説的漫画『北斗の拳』。文明が崩壊した世界を舞台に主人公・ケンシロウの旅を描いた本作で、ケンシロウは悪漢たちに強烈すぎるセリフを放ってきた。「おまえのようなババアがいるか!」に代表される名罵倒のなかから今回は5つ厳選。

 

 

■「やっぱりブタか…ブタはブタ小屋へ行け!」

 

ケンシロウは仇敵・シンと対決するために関東一円を支配する集団・KINGに戦いを挑んでゆく。巨大な鉤爪を持つ幹部・クラブなどを撃破し、ついにシンの前にたどり着いたケンシロウの行く手に、一人の巨漢が立ちふさがる。

 

その名はハート。分厚い脂肪で攻撃を吸収するという男だが、ケンシロウは彼と相対する前からシンに「ブタをかっているのか?」と挑発。そして、実際にハートを見るやこのセリフを決め、脂肪を押しのけ秘孔を突く「北斗柔破斬」をお見舞いして葬り去った。

 

 

■「おい こいつから殺していいのか」

 

KING、そして元軍人が作り上げた狂信的集団GOLANを壊滅させたケンシロウが次に出会ったのは、とある村の水源を奪おうとする卑劣なジャッカル一味。村を守るために、ケンシロウはジャッカル一味の壊滅に乗り出す。

 

そんなケンシロウに挑んだのは、ジャッカル配下の元プロボクサーという男。ケンシロウを「チビヤロウ」呼ばわりするなど死亡フラグをたてまくるこの男を、ケンシロウは無視。ジャッカルに向かって一言このセリフを呟くや、余裕の表情で「北斗断骨筋」を食らわせ、かの有名な「あべし!!」という断末魔を吐かせたのだった。

 

 

■「悪党に墓標はいらん!」

 

苦楽をともにした義兄弟であり、北斗神拳を人々への癒しに使う拳法使い・トキの救出に向かっていたケンシロウ一行。彼らはトキがカサンドラという町にある巨大な監獄に囚われていることを知る。

 

凶悪な看守たちをなぎ倒していくケンシロウ一行だったが、巨漢・獄長ウイグルが立ちふさがる。しかし、ケンシロウの北斗神拳前には歯が立たず、自ら掘った墓穴に叩き込まれたうえ、なんとケンシロウに墓標を拳で砕かれ、このセリフを吐き捨てられたのだった。

 

 

■「こんな所で出すんじゃない」

 

仲間である女戦士マミヤの両親を殺めた南斗聖拳使いであり、「妖星」の異名を持つ計略家・ユダ一味と戦うことになったケンシロウたち。マミヤの想いを汲んで決死の戦いを挑む盟友・レイのサポートに回るケンシロウは、マミヤの村を水没させようとダムを破壊し、そこに毒を流そうとするユダの部下・コマクを発見する。

 

手にした毒の小瓶ごと手をケンシロウに蹴られたコマクは、毒瓶を飲み込んでしまう。大慌てで瓶を吐こうとしたコマクだったが、ケンシロウは無慈悲にも「こんな所で出すんじゃない」と再び蹴りを入れ、コマクの手は頭を突き抜けてしまったのだった。

 

 

■「おまえが飛ぶんだ」

 

ケンシロウは自身の義兄弟の一人であり、圧倒的な強さと軍勢を誇る因縁の相手・ラオウと、彼が率いる拳王軍との戦いに身を投じていく。そんな拳王軍は、厳格なラオウの目が届かないことをいいことに、支配した村々で住民を使った残虐な遊びに興じていた。

 

それは住民を放り投げてその飛距離を競うというもの。この非道を目にしたケンシロウは、好記録を出した大男・ゴンズに近づいていく。おもむろに遠くのビルを指差したケンシロウは次の瞬間、「お前が飛ぶんだ」のセリフとともに、ゴンズを彼方のビルの壁まで蹴り飛ばしたのだ。ちなみに、このとき横で見ていたモヒカンの「あ…新記録……」というシュールなセリフは、『北斗の拳』の名言(迷言?)のひとつとして有名である。
 

こちらの記事もおすすめ!
【雑学】新聞の片隅にある「十」マークの役割

【雑学】新聞の片隅にある「十」マークの役割

ページトップ