酸っぱいみかんは「お手玉」すれば甘くなる!?その理由とは…
コラム
■これから旬を迎えるみかん
寒くなってくるこれからの季節、食べごろを迎えるみかん。農林水産省によると、温州みかんの旬は、11月~12月ごろなのだとか。
こたつに入ってみかんを食べる、あのほっとする時間は、日本の冬の風物詩となっていますよね。
しかし、たまに酸っぱいものにあたってしまうことってありませんか?
そんな時に役立つ雑学をご紹介します!
■酸っぱいみかんは「〇〇」すればOK!?
酸っぱいみかんを手っ取り早く甘くするには、「お手玉」するのが最適だと言われています。
実は、みかんは衝撃や振動に弱く、ちょっとした衝撃でも内部に変化が起こりやすいのだとか。
お手玉によってみかんに衝撃が加わると、酸味のもとになっている「クエン酸」が、みかんについた傷の修復に消費されるため、結果として酸っぱさが減り、相対的に甘さが増します。
実際、味覚センサーを用いた調査でも、甘みが増し、酸味が減っていたということで、効果はお墨付きです!
ただ、一度衝撃を受けると、細胞が脆くなって腐りやすくなるため、お手玉をした後はすぐに食べるようにしましょう!
出典:日本「生活雑学」研究会, <生活雑学>324 知って得する知恵の宝庫, 三笠書房, 2004
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