感情は「足」に出る?会話中に注目すべき6つのポイント
前回の記事「会話中に顎を触るのは感心のサイン?コロナ禍のコミュニケーションで注目すべき6つの "ボディランゲージ" とは?」では、6つのテクニックを紹介しましたが、今回はさらに6つのテクニック(計12個)をご紹介します。
⑦「座ったときの足の開き具合で、相手の信頼度がわかる」
無意識の心理は足に表れやすいです。身体感覚は、顔の表情など頭に近い部分ほど意識できますが、頭から遠くなるほど意識が届きにくくなるためです。その特性を利用して、足の開き具合で相手の信頼度を探ることができます。
不安を感じていたり、緊張したりしている場合、座ったときの足は固く閉ざされます。
逆に信頼している場合は、安心してリラックスしている状態なので、ある程度脱力して軽く開いています。
また、足を投げ出して開いていた場合は、相手を見下している可能性が考えられます。
⑧「足先の向きが意識の方向を示す」
足先の向きで相手の興味の方向がわかる。足先が話し相手の方を向いていたら、それがそのまま興味の方向です。つまり、相手の話に夢中になっている可能性が高いと言えます。
もし、足先が話し相手とは別の方を向いていたら、それは話の内容に興味がないというサインです。
⑨「貧乏揺すりはストレス回避行動」
会話中に相手の貧乏揺すりが気になったら、足先の動きをチェックしましょう。
かかとを上下に動かしていたらただの“貧乏揺すり” です。貧乏揺すりは、無意識に足を動かすことでイライラや緊張を落ち着かせるストレス回避行動。
ただし、相手が“足先で床をトントン叩いている”場合は、「これ以上自分の中に入ってこないでほしい」という拒否サインなので、注意しましょう。
⑩「足を組み替える頻度で居心地の良し悪しがわかる」
会話中に相手が頻繁に足を組み替えている場合は、居心地が悪いと感じている可能性が高いです。
落ち着かない気持ちが、足に表れています。
⑪「話の内容に興味がある人は、前傾姿勢になる」
関心のある人との会話や関心のある話の内容に対しては、聞き逃すまいと前傾姿勢になります。
逆に足を投げ出して、のけ反るような姿勢の場合は、話の内容に関心がない可能性が高いです。
⑫「右側から近づくと安心感を与えられる」
人間は、無意識に心臓を守ろうとする心理が働きます。そのため、心臓のある左側に立たれると圧迫感を受けます。
それほど親しくない人に話しかける場合は、右側から近寄って安心感を与えると良いでしょう。