石田純一が「不倫」について、このタイミングであえて語ったその意図と思惑を推察してみた!

コラム

 

お正月気分がまだ冷めやらない1月7日、タレントの石田純一(66)が『NEWSポストセブン』で、「不倫芸能人の復帰は容認されるべきか否か」について見解を述べていた。とりあえず、その内容は以下のとおりであった。

 
不倫にもいろいろ事情があるんです。言い方が悪いけど、遊びだけのケースもあれば、本当に好きになった人がたまたま結婚していたということもある。

 
(中略)「私は不倫をしない」と否定するのも、「不倫する人は絶対嫌い」という考えももちろんありだし、自由です。

 
ただ、僕は不倫を全否定しようとは思わない。(中略)不倫は犯罪ではないんです。不愉快な気持ちはわかるけど、裁判官のように「芸能界に戻ってはいけない」とジャッジする権利は(誰にも)ないと思います。

 
(中略)不倫した芸能人の復帰を許さないって言う人たちには、胸に手を当ててみてほしい。僕の勝手な推測だけど、男性でいうと7〜8割くらいは、不倫経験があるんじゃないですか? その人たちが全員、カミングアウトして、会社も仕事も一切辞めなさいと言われたらどうなりますか。復帰反対派の言っていることはそういうことですよ。

 
まるで『青年(熟年?)の主張』かのごとくな、もはや“演説”に近い独り語りである。しかも、タイミングがじつに微妙! なんで、あえての今!? 一応、ここ数ヶ月は大きな不倫騒動もなく、ソッチ系関連のスキャンダルは比較的沈静状態なのにもかかわらず、だ。

 
ちなみに、コロナ禍でのゴルフや合コンなどを報じられ、結果として仕事のオファーが少なくなったがゆえ、今年からはYouTubeとかにもどんどんチャレンジするつもり……らしい。もしかすると、新年に向けての“決意表明”チックなものなのか? 

 
不倫や薬物ほかの“不祥事”を起こしてしまった芸能人を擁護する勢力を批判する声として、もっとも多いのは、

 
「復帰するなという権利はたしかにない。しかし、スポンサーが使わない権利はある。視聴者が観ない権利もある」

 
……といった論調だ。たしかに正論ではある。だから、スポンサーや視聴者の意向がキャスティングを大きく左右する“テレビ”に見切りをつけて、「観たい人だけがそのチャンネルをチョイスできる」性質の媒体であるYouTubeへ「7〜8割くらいの不倫経験がある男性」を一挙引き連れ、本格的な転身を目論んでいる……のかもしれない。

 
戦略としては悪くないと思う。いっそ、開き直って『不倫は文化!』みたく挑発的な番組名にしちゃってもかまわないのではないか? 不倫の巧妙な隠し方だとか、不倫を題材にした文学の評論だとか、過去にやらかしたヒト、もしくは現在進行形のヒトへのインタビューだとか、そういう特集ばっか組んで……。不倫に過剰なアレルギー反応を示すヒトはシカト、ポチらなきゃいいだけの話なのだから。

 
ただ、「不倫経験がある男性」って、本当に7〜8割もいるんですかね? 風俗やキャバクラも不倫に含めるなら、それなりに妥当な数字である気もするけど……。たぶん、ちゃんとした(?)不倫ってヤツは、ヤッちゃうヒトが何度もやって回数稼いでいるだけで、ヤッてるヒトの数自体は、せいぜい3割程度……なのでは?

 

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