菅野美穂主演のドラマ『ウチカレ』の低空飛行はガキ使での変顔のせい…じゃないでしょ!? たぶん?

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女優の菅野美穂(43)が主演したドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)の全10話の平均視聴率が約8.7%と、まさかの低空飛行で終了──初回こそ10.3%とギリギリ2ケタ台に乗せたものの、その後は第2話8.8%、第3話8.1%……1ケタ台が続き、最終話も9.0%と、ついに10%の壁は破れなかったという。

 
そして、『東スポWeb』が、同ドラマの視聴率がイマイチ振るわなかった理由の一つとして「大晦日のガキ使で菅野が体を張って披露した変顔とホホホイダンスが“やり過ぎ”だったのでは?」と推測する記事を配信していた。とりあえずは、東スポの取材に応じた「某芸能プロ関係者」のコメントを見てみよう。

 

 
「(日本テレビ系で昨年の大晦日に放送された『絶対に笑ってはいけない大貧民GO TO ラスベガス24時!』で)菅野はレギュラー陣をディスりまくり、浜田雅功をド突くなど大暴れ。挙げ句の果てにはタコのように踊るなど、“変顔&体当たり演技”をやってのけたのです。その尋常ではないテンションの高さに、ダウンタウン2人もやや引き気味でした。実は、夫の堺(雅人)も心配していたらしい。そこで菅野サイドはこの演出について、日テレに『やり過ぎでは?』と苦言を呈したとか」

 
「たしかに、ドラマの告知にはなりました。でも、菅野のファンからは、あこがれの女優が白目をむき出しにタコ踊りまで披露したのでガッカリしたと言います。世間的にも『そこまでする必要ある?』と疑問の声が出たのも事実。もしそれでドラマが敬遠されたとすれば本末転倒ですよ。菅野サイドが今回のドラマの低視聴率の原因を日テレの番宣手法に求めるのも無理はありません」

 
語尾を「とか」で〆たり、「菅野のファン」だとか「世間的」だとか……と、どこらへんから拾ってきた声なのかがふんわりとしまくった、相変わらずのトバしっぷり満点な、いかにも「東スポらしい」憶測記事である。私も、大晦日の『ガキ使』に出演した菅野美穂の熱演はライブで観ていたが、率直に申して、このラスベガスシリーズはコレが一番面白かった。ダウンタウンの2人が「やや引き気味」だとは感じなかったし、もちろん私も「引く」どころか、手抜き一切なしで、あんなに長いセリフを一度も噛まずにトコトンまで演じ切った菅野の“役者魂”に、むしろ感銘すらおぼえた。だから、『ウチカレ』もちゃんと初回から録画して、一話も欠かさずチェックした。彼女の怪演をドラマでも観てみたい……と。つまり、「番宣」としては(少なくとも私に対しては)「成功だった」と言えるのではないか?

 
ドラマ自体もよくできていた気がするし、テンポも良くてそれなりに楽しむことができた。が、碧(あおい:菅野美穂)が風雅(ふうが:豊川悦司)から「沖縄で一緒に暮らそう」と懇願されたり、会社から異動を告げられた漱石(そうせき:川上洋平)から「一緒にニューヨークに来ないか?」と誘われたり……と、今のコロナ禍のご時世においては、いささか浮世離れしているのでは……とも思った。

 
新型コロナショックであらゆる自粛を余儀なくされて、はや1年。この間に我々の生活様式も大きく変化し、恋愛のスタイルもこれまでにはない“アプローチ”や“在り方”が模索されている。なのに、恋愛ドラマにかぎらず、ちまたのドラマは総じてなぜかコロナを無きものとし、コロナ以前の“日常”を舞台としている。ゆえに感情移入ができない、どこか別の世界の“おとぎ話”みたいな他人事感がよぎってしまうのである。別にいいじゃないか? 俳優さんが全員マスクをしていたって。最低でも、今年中は“常態”でありつつけるはずのウィズ・コロナを背景としたリアルなドラマを、私個人としては観てみたい……。

 

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&...

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