「男女の相性」をジャッジする定番的な要素をあらためて徹底検証! 大切なのは3つの「○○○感」?

コラム

 

「恋愛の参考書」とのスローガンを掲げるネットメディア『スゴレン』が、『「この子とは相性いいかも」と直感した瞬間5パターン』なるタイトルの記事を配信していた。一応「男子目線」を基(もと)として執筆なされたものではあるが、性別の壁を乗り越えた「男女の相性」を語る際の定番的な“判断材料”がまんべんなく提示されているので、とりあえずはその「5パターン」を以下に紹介しつつ、ひとつ一つに私なりの“採点”を下してみよう。(※満点は100点)

 
(1)   笑いのツボが同じだったとき[ゴメス採点:65点]
 
「笑い」とは、極論すれば「常態のなかにある特異点を発見した瞬間に起きる感情表現の一つ」だと私は考える。さらに、その「点」を「特異」だと認知する感性は当然のこと人それぞれであり、ここの線引きが似通っている男女は、お互いがそれなりに(よく言われるところの)「フィーリングが合う」と認定してかまわないのではなかろうか?

 
(2)   映画や音楽の趣味が近かったとき[ゴメス採点:45点]
 
初めて出会った相手と、音楽や映画…あるいは「趣味」の傾向が近かった場合、(私だと相手が「野球好き」だったりしたら)たしかに会話はとても盛り上がる。そして「この子と付き合ったら楽しいかも…」みたいな想いがついよぎってしまうことも少なからずあったりする。が、私はじつのところ、そこらへんの“合致”に過大な信頼を置くことには、いささかの危険をも感じている。「しょっぱなから盛り上がりすぎた会話」の影に隠れた「決定的に合わない部分」を見落としてしまうことだってなくはないのだ。

 
(3)   無言が気にならないことに気づいたとき[ゴメス採点:75点]
 
男女とは長く付き合えば付き合うほど、おのずと「無言」の時間も比例的に長くなっていく。ゆえに、その“空虚”をストレスなく共有できるかどうかは「相性」という面で、けっこうなポイントとなってくることに間違いはない。ただし、私の経験から言わせてもらえば、「無言の過ごし方」は“二人の時間”が増えるほどにある程度の“学習”を積み重ねることもできるので、性急すぎるジャッジは禁物であろう。

 
(4)   食の好みが一致したとき[ゴメス採点:60点]
 
これを「わりと大事」とするヒトは案外多い印象があるけど、同時に「食の好み」とは意外に変わりやすい嗜好の一つであることも忘れてはならない。つまり、長く付き合えば付き合うほど「お互いの妥協点」を見いだし、そこに向かって微修正することだって、十分に可能なのだ。

 
(5)   嫌いなものが一緒だったとき[ゴメス採点:90点]
 
「好きなもの」より「嫌いなもの」のほうが、むしろ男女の相性には“欠かせない一致”だと私は思う。「好きなもの」を我慢するのは可能だが、生理的に「嫌いなもの」を我慢するのは不可能なのだから…。

 
以上を踏まえ、「男女の相性」において重要なキーワードとなる3つの「○○○感」を、私なりに提唱してみたい。

 
・清潔度感

・モラル感

・リズム感 

 
生理的な好き嫌いを測るのにもっとも手っ取り早いのが「清潔“度”感」、すなわち「清潔の度合い」。したがって、潔癖症のヒトが適度に不潔への耐性が強いヒトと付き合うのは100%無理ってことである。

 
あと、「モラル感」はそのヒトが生まれ育った環境から培ってきた“絶対値”ゆえ、その線引きを高くにも低くにも“矯正”するのは、果てしなく困難ってことである。

 
最後に「リズム感」。たとえば、相槌のリズムがタイトにハマる相手と話していたら、たとえ内容がどんなに噛み合っていなくても心地よい関係を築いていけるってことなのだ。

 

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