鈴木おさむ氏の「スターは一度会った人の名前をきちんと覚えて、覚えた名前で相手を呼ぶ」説に、猛烈なる共感!

コラム

 

放送作家の鈴木おさむ氏(49)が9月27日、ラジオ番組『ナイツ・ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に出演し、「スターに共通する特徴」ってやつを挙げていた。

 
たとえば、鈴木氏と親交が深い大相撲の横綱・白鵬は

 

 
「横綱と会うとき、いろんな若手芸人とか、テレビには出ていない人たちも連れて行くんですけど、(横綱は)名前を覚えるんですよ。

一回会って、名前教えてって言って、言うと、本当に覚えるんですよ」

 
……みたいな“人格者”であるらしく、さらには

 

 
「木村拓哉くんとかもそうですけど、人の名前覚えて下(の名前)で言ったりとか。けっこう覚えるんですよ、彼も。ADの子の名前とかもすごい覚えていて、『下の名前なに〜?』とか言って、下の名前で呼んだりするんですよ」

 
……といった裏話を明かし、

 

 
「これって、スターに共通な気がするんですよ」

 
……と、強調した。

 
私は鈴木氏ほど頻繁にスターと会える機会がないので、「名前をすぐ覚えたり、覚えた名前で相手を呼ぶ」という“テクニック”が本当に「スターに共通していること」なのかどうかはわからないが、たしかに「スター」と万人から認識されている“大物”に名前を覚えてもらったり、自分の名前を呼んでもらったりしたら、それだけでとってもとっても幸せな気持ちになるのは間違いない。

 
たとえば10年くらい前、あのスーパースター矢沢永吉さんにインタビューをしたときのこと。雑談中、なぜか目の“ものもらい”についての話題になって、テーブルに置いてあった私の名刺をチラッと見た永ちゃんから

 
「ものもらいってさ、朝からブルーになるよね。ゴメスもそうでしょ?」

 
……と、ラ行を巻き舌気味にしゃべる“いつもの調子”で名指しされたとき、全身に鳥肌が立った。あの永ちゃんがオレ(※←「レ」は巻舌)のことを「ゴメス」と呼んでくれた? マジで!? もうチビりそう……!!! もちろん、あのひと言は私にとって一生の想い出、宝物となっている。

 
たとえば5年くらい前、『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)にレギュラー出演していた際、MCの岡村さんと矢部さんはいつも私のことを「ゴメス!」と何度も呼び捨てで呼んでくださって、以降今でも私は『ナインティナイン』の大ファンである。

 
あと、一度だけスカパーで対談した、とある売れっ子中堅芸人さんと偶然ルノアールで隣の席になったとき、「◯◯(※←番組名)ではおせわになりました」と軽く挨拶したら、「ああ、ゴメスさん? こちらこそお世話になりました」と返してくださり、やはりうれしかった。

 
私は決してスターではないけれど、そして、スターと違ってこのコロナ禍において新しい人と出会う機会なんぞ1ヶ月に一人いるかいないか……程度でしかないのだけれど、せめてそういう人たちのセカンドネームだけはきっちりと覚える努力をしてみたい!

 

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