「生まれ変わったらなりたい職業」に "憧れの職業" や "儲かる職業" や "今とは完全に真逆な職業" 以外の選択肢はないのだろうか? 

コラム

 

ネット版の『CanCam』が『男女1,000人にリサーチ! 生まれ変わったらなりたい職業ランキングTOP10』なるタイトルの記事を配信していた。とりあえずは、その結果を男女ごと、以下に紹介しておこう。

 
【男性】

1位:スポーツ選手

2位:医師

3位:エンジニア・プログラマー

4位:俳優

5位:公務員

6位:パイロット

7位:弁護士

8位:作家・漫画家

9位:学者・教授・研究職

10位:料理人

 

【女性】

1位:医師

2位:看護師

3位:キャビンアテンダント

4位:アイドル・タレント

5位:薬剤師

6位:歌手・ミュージシャン

7位:俳優

8位:学者・教授・研究職

9位:公務員

10位:助産師/モデル(※同率)

 
さて。上記のランキングにザッと目を通すかぎり、おおよそでは

 
・憧れの職業

・儲かる(っぽい)、あるいは安定した収入を得られる職業

・実際とは真逆の職業

 
……の3つに分類され、さらには、それらの要素が2つ、ないしは3つすべてが微妙なバランスで混在する職業が上位を占めている印象だ。

 
そして、とくに男性にいたっては「憧れ」の要素が女性よりもやや際立っている……気がしなくもない。かくなる私も、仮に生まれ変われるなら「プロ野球選手」に絶対なりたいし、実際のところドラフトで自分が指名される夢を、この年齢になっても月に一度は必ず見る。もしかすると「フィジカル的な能力が突出した存在への憧れ」は、雄(オス)の本能なのかもしれない。

 
……とは言え、私もまもなく還暦を迎えるイイ大人である。「生まれ変わったらなにになりたい?」と問われても、自分という人間の才覚や適性と長年向かい合いすぎたせいか、あまりに荒唐無稽というか、現職とかけ離れまくった仕事をしている“私”ってやつが、どうも上手くイメージできない。

 
したがって、私の「来世に希望する職業」は、やはり「文筆業」か「イラストレーター」か「ドラマー」で、でも願わくば“次”は、若いころに地道な勉強や修練をきちんと積み重ねてきた「専門知識に強い文筆業」か「堅実なデッサン力と高度な美術理論を兼ね備える画家」か「超絶技巧派のスタジオドラマー」になりたい。

 
ちなみに余談ではあるが、今でも私は妹から「お兄ちゃんは目がええんやからパイロットになればええのに…」と言われる。もはや老眼によって、パイロットとして最低限クリアしなければならない視力はとっくに失ってしまっているのだが……(笑)。

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