見事なまでにわかりやすく年代別に差が出た「好きなお酒ランキング」から想うこと

コラム

 

『CanCam.jp』が、『LINE株式会社』が全国20〜50代の男女4,202人を対象に行った

 

「好きなお酒の種類ランキング」

 

……というお題のアンケート調査について言及しており、その結果は年代別で見事なまでにわかりやすい差異が生じていた。一体どこらへんが「わかりやすい」のか? とりあえずは、以下に「各年代のTOP5」を紹介してみよう。

 

【20代】

1位:チューハイ・サワー

2位:梅酒・果実酒

3位:リキュール/カクテル

4位:ビール/発泡酒/第三のビール

5位:ハイボール

 

【30代】

1位:チューハイ・サワー

2位:ビール/発泡酒/第三のビール

3位:梅酒・果実酒

4位:ハイボール

5位:赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン

 

【40代】

1位:ビール/発泡酒/第三のビール

2位:チューハイ・サワー

3位:梅酒・果実酒

4位:赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン

5位:スパークリングワイン

 

【50代】

1位:ビール/発泡酒/第三のビール

2位:チューハイ・サワー

3位:赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン

4位:梅酒・果実酒

5位:スパークリングワイン

 

まず、一つ目の「わかりやすい」は、20〜30代の若い世代を中心として「ビールへの求心力が急激に失われつつある」という事実。とくに20代の1〜3位を鑑みるかぎり、若いヒトたちは「なるべくお酒っぽくないお酒」、誤解を恐れずに言うなら「甘みを感じることができるお酒」を好む傾向にあるようだ。

 

「まあ、20代だとまだアルコールデビューして間もないからそんなもんでしょ」なんて見方もあるだろう。しかし、30代も1位は「チューハイ・サワー」で、「ビール/発泡酒/第三のビール」がようやくTOPの座に“返り咲く”のは40代以降。「乾杯はビールで」神話は、すでに“過去の遺物”と化しつつあるのではなかろうか。

 

そして、二つ目の「わかりやすい」──20代では「赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン」がTOP5にもランクインせず、30代から50代へと加齢するごとに5位・4位・3位……と、じわじわ順位を伸ばしている点も面白い。やはり、「ワインを嗜むにはそれなりの経験・知識・経済力が必要」的な“取っ付きにくさ”がいまだ根強いのかもしれない。

 

さらに、40〜50代の5位へと地味にランクインされている「スパークリングワイン」……コレって「シャンパン」とは別枠扱いなんですね? 基本、泡系は口当たりもやさしいし、スパークリングだったらコンビニでも千円そこそこでちゃんと美味しいヤツが売ってるんですけどね? もしかすると「泡系=バブリー→おっさんっぽい」みたいな先入観が若者たちの脳にはこびりついている……ってことか?

 

ちなみに、私が好きなお酒のTOP5を挙げてみると、

 

1位:赤ワイン

2位:ハイボール

3位:泡盛(水割り)

4位:ホッピー

5位:紹興酒

 

……って感じになってくる。別に、でっかいワイングラスをぐるぐるまわしながらブルゴーニュワインとかのウンチクを語りたいわけではない。単に、

 

「次の日に残るような酔い方をしないお酒」

 

……を上から順に並べただけで、もちろん医学的根拠も一切なく、これはもう「個人の身体的な相性」とするしかない。白ワインも泡系も日本酒も味は好きなんだけど、なぜかつい悪酔いしてしまいがちなんですよ〜! 

 

……と、そんなこんなで最後、どーだっていい情報で〆ちゃってまことに恐縮であります(笑)!

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