中毒患者の7割は「5歳以下の子ども」食べ過ぎると、痙攣を起こしてしまう食べ物とは?
大阪府羽曳野市。この町に住むKさん一家の長男、Mくんがある食べ物で大変な目に! それは、驚きの症状だった!
2019年、11月。この日、自宅に友人を呼んでホームパーティーをしていたKさん一家。テーブルにはお母さんが作ったご馳走がずらり! 大人たちはお酒も入り、上機嫌!
この時、Mくんはあるものをパクパク食べていた! そして夜10時にホームパーティーはお開き。Mくんはソファで寝てしまっていた。
だが、寝室へ連れて行こうとした時! 突然Mくんが嘔吐した! さらに全身が激しく痙攣! 直ぐに救急車を呼び、夜間救急病院へ搬送。子供が痙攣をおこす原因として一番多いのが、「熱性痙攣」。乳幼児期に発症するタイプの痙攣のひとつで、発熱に伴って起こるもの。だが……Mくんの体温は平熱。
実は、あるものを食べ過ぎたことが原因だったがこの時はわからず! ひとまず「抗痙攣薬」で症状を抑えた。
しかし、Mくんはその後も何度も痙攣を起こした! 昨日まであんなに元気だったのに……母は、パーティーでのMくんの様子を思い返してみた。そこである事を思い出す。
あの時、Mくんは銀杏をバクバク食べていたのだ! かなり気に入ったようで、大量に食べてしまった。
実は銀杏を食べ過ぎると、銀杏に含まれる「メチルピリドキシン」という成分が体内のビタミンB6の働きを邪魔してしまう。ビタミンB6が働かなくなると、やがて中枢神経に異常をきたす。すると起こるのが……痙攣。一度痙攣がおさまっても、痙攣が再発することがあるのが銀杏中毒の特徴。母は、すぐにMくんが銀杏をたくさん食べたことを医師に伝えた。
こうして銀杏中毒と判明し、すぐにビタミンB6を投与。すると……すぐに痙攣はおさまり回復。翌日には無事退院することができた。
日本中毒情報センターの報告(2020年10月21日時点)によると、銀杏中毒の患者のなんと7割を5歳以下の子どもが占めるのだという。だが、大人でも食べすぎると危険な銀杏。銀杏を食べすぎて調子が悪くなった場合は、病院で適切な治療を受けましょう。(2021年1月19日OA)
ザ!世界仰天ニュース
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