50代で「友だち」と呼べる人間がいる幸運を得るために絶対実践すべき “ある一つのこと” とは…?

コラム

 

『日刊SPA!』が『2人にひとり「友だちがいない」50代男性の衝撃。 “一人のほうが楽” に危険な落とし穴』なる、我々おじさん世代の痛点をやんわり引っ掻くようなタイトルの記事を配信していた。

 

なんでも、SPA!取材班が50代男性400人を対象に実施したアンケート調査によると、

 

Q.プライベートで誘えるような友だちはいますか?

 

……との質問に対し、

 

 

・いない(16.8%)

・ほとんどいない(12.8%)

・パッと思いつかない(7.6%)

・多分いる(13.8%)

・いる(49%)

 

……という数字が! 「多分いる」といった曖昧な回答をも「いない」に換算すれば、じつに「50代男性の2人に一人以上が、友だちがいない」という結果になった……らしい。そして「友だちが減った理由」は、おおよそでは以下のとおりであるという。

 

1位:一人のほうが楽だから(56.5%)

2位:人間関係が煩わしくなったから(40.8%)

3位:仕事が忙しくプライベートの時間がなくなったから(34.0%)

4位:結婚したから(19.7%)

5位:子供が生まれたから(10.2%)

(※複数回答可)

 

なかなかに世知辛い「結果」、それに「理由」ではないか。「結婚したから」「子供が生まれたから」は、まだ奥さんや子供が「友だち」としても機能しているケースもあるから、まだいいだろう。が、

 

「人間関係が煩わしいから一人のほうが楽…と日々の多忙にかまけて友だちを失っていく」

 

……という、「理由」の1位〜3位までの複合パターンは、(それなりの健康体であれば)まだ数十年は残っているこれからの半生を想像すれば、一抹の不安がよぎる状況なのではなかろうか?

 

私は幸いなことに、一応「友だち」と確実に呼べる男性が3人ほどはいる。私が所属している二つの草野球チームには「友だち」とまでは呼べなくとも「仲間」とくらいは呼んでも差し支えないチームメイトもいる。還暦間際になったおっさんの交友範囲としては、もしかすると相当に幸運な部類なのかもしれない。

 

「一応『友だち』と確実に呼べる男性」とは、前出したアンケートのクエスチョンにあった「プライベートで誘えるような男性」のことである(※別に異性、すなわち「女性」でもかまわないと思う)。その「3人」をザックリと世代別に分けると、30代後半が一人、40代半ばが一人、50代前半が一人……といったところだ。

 

とりあえずは、全員が “年下” ってことになるわけだが、そういう年齢差の人間と対等なかたちで誘い合い、語り合える関係を築くための鉄則が一つある。

 

「やみくもに奢らない! 原則はワリカン!!」

 

もちろん、たまには奢ってもらってもいいし、なんなら千円単位の金額であれば相手から借金してもOK! 年上だからと見栄を張って、すべての会計を支払ってばかりじゃ、お金がないときについ誘うのを躊躇(ためら)ってしまう。また、相手の感覚も「気前のいいおじさん」留まりで、逆に「友だち」へのステップアップが困難となってくる。

 

とどのつまり結論を申せば、親密になる前のかなり早い段階で

 

「年上が年下より常にお金持ちだとはかぎらないんですよ〜!」

 

……と “友だち候補” に対してけろっと宣言することが重要なのであり、そう開き直る感性こそが「中高年からの友だちづくり」の一番の秘訣なのである。

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