【アレンジレシピ】君は『日清焼きそば』(袋焼きそば)の究極形を見たことがあるか?
1958年に世界初のインスタントラーメン『チキンラーメン』を送り出した日清食品。彼らが1963年に生んだ『日清焼きそば』も同社を代表する看板商品だ。そんな同商品は公式ホームページに絶品アレンジレシピが公開されている。今回はそこから2品をご紹介。
■【カリカリ鶏皮とたっぷりにら焼そば】
まずは「カリカリ鶏皮とたっぷりにら焼そば」というレシピからご紹介。普通に作っても美味しい『日清焼きそば』に食欲を刺激する鶏皮とにらが加わるということで、作る前からお腹が鳴りそうだ。
≪用意する食材≫(今回の材料は1人分)
・『日清焼そば』(1袋)
・鶏皮(50g)
・にら(50g)
・玉ねぎ(30g)
作り方は、まず「鶏皮(50g)」を細かく千切りにし、「にら(50g)」は5cmの長さにカット、「玉ねぎ(30g)」も繊維に沿った薄切りにしておく。次にフライパンに「鶏皮(50g)」を入れ、弱火でカリカリになるまで加熱し、鶏皮の油をしっかり染み出させておく。そこに玉ねぎを投入し、油とよく馴染むように炒める。その後、「『日清焼そば』(1袋)」の麺を入れ、60mlの分量外の水を入れてほぐす。ある程度水気がなくなったら鶏皮、「にら(50g)」、付属の粉末ソースを加え、よく混ぜたら完成だ。
鶏皮から出た鶏油の旨味とまろやかさが全体をコーティングしており、かなりうまい。さらに玉ねぎにも鶏油のコクが染みており、シャキシャキとした食感とともに美味しさがブーストしていく。にらの食感と香りも食欲を倍増させるスタミナメニューだ。お好みで黒胡椒をがっつりかけても美味しいだろう。
■【回鍋肉風焼そば】
次のメニューは「回鍋肉風焼そば」。思わず白米が進んでしまう、中華料理の定番メニューである「回鍋肉」が、『日清焼きそば』と一体どのようなシナジーを生み出すのだろうか……。
≪用意する食材≫(今回の材料は1人分)
・『日清焼そば』(1袋)
・豚ロース薄切り肉(50g)
・キャベツ(50g)
・長ねぎ(20g)
・ピーマン (緑・赤、各1/2個)
・にんにく(みじん切り、小さじ1/4)
・ごま油(小さじ1/2)
・砂糖(小さじ1/2)
・味噌(小さじ1/2)
・豆板醤(小さじ1/4)
作り方はまず、「豚ロース薄切り肉(50g)」と全ての野菜を食べやすい大きさにカットしておく。次に熱したフライパンに「ごま油(小さじ1/2)」をひき、「にんにく(みじん切り、小さじ1/4)」を投入し、香りを移すように炒める。そこに豚肉と野菜、さらに「豆板醤(小さじ1/4)」を入れて再び炒める。そして「砂糖(小さじ1/2)」と「味噌(小さじ1/2)」を加え、全体が馴染んだら、一度皿に移しておく。次にフライパンに『日清焼そば』(1袋)の麺と分量外の水60mlを入れ、ほぐしながら炒める。ある程度水気がなくなったら付属の粉末ソースと、炒めておいた具材を加え、なじませたら完成だ。
おなじみの『日清焼きそば』のソース味をベースに、味噌のコクと香ばしさ、そして豆板醤のほのかな辛味と旨味が加わっている。シャキシャキしたキャベツ、長ねぎ、ピーマンの食感と甘み、野性味のある豚肉、それらをごま油がうまくまとめている、非常に完成度の高い一皿だ。