有吉弘行の「ビュッフェスタイルの食事が苦手」な理由は、ビュッフェ大好きな私でも少々思い当たる点がある件について

コラム

 

お笑いタレントの有吉弘行(47)が3月20日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系列)に生出演し、「ビュッフェスタイルの食事が苦手」であることを明かしていた。そのおおよその内容は、以下のとおりであった。

 

「(ビュッフェスタイルで皿に料理を盛ったら)味が混ざっちゃいそう……。紫キャベツを乗せたら目玉焼きも紫になっちゃうんじゃないか、切り干し大根とマヨネーズが混ざったら超絶まずいんじゃないか……とか悩みはじめたらもう(ダメ)」

 

「途中で(料理を選ぶのが)嫌になっちゃうとか……よくわからなくなって『これでいいや』ってなっちゃう。結局、いつもチョイスするのが目玉焼きとハム、それとご飯のみ。(皿が)ガランとしていて……もう自分で笑っちゃうよ」

 

私は、有吉とは真逆な「生粋のビュッフェ好き」であり、一時期は勝手に「ビュッフェ研究家」をみずから名乗り、ビュッフェに関連する記事も何本か、いくつかの媒体に寄稿しては小金を稼いでいたこともある。(※もちろん? 「評論家」と名乗るまでのビュッフェに対する知識はなく、『週刊SPA!』限定の肩書きとなっている「女体研究家」と同様、「研究家」どまりにしている。「研究家」なら、仮に “ちょこっとだけ” でも研究さえしていれば「研究家」であるからだ)

 

だがしかし! そんなそこそこのビュッフェマニアな私でも、有吉が吐露した「ビュッフェが苦手な理由」は、ある部分わからなくもない。

 

とりあえず、一つめの理由「(たとえば)紫キャベツを乗せたら目玉焼きも紫になっちゃう」とのくだりに関しては、まったく理解できない。とは言え「じゃあ別々の皿に盛ればいいじゃん」と突っ込む気もない。だって、テーブルが皿だらけになるって、お店側に迷惑な感じがしちゃいますしね……。そもそも、私は目玉焼きが紫色になろうが、切り干し大根に多少マヨネーズが侵攻してこようが、焼き魚にかけた醤油がソーセージやベーコン地域で誤爆しようが、そういうことはほとんど気にならない──そこまで繊細な神経の持ち主ではない。むしろ、一つの皿にあらゆる料理が無造作に盛られ出鱈目な味にコンフューズされたほうが、新しい味が発見できるのでは……とさえポジティブに考えてしまう。

 

ただ、二つめの理由「途中で(料理を選ぶのが)嫌になっちゃうとか…よくわからなくなって『これでいいや』ってなっちゃう」というくだりは、なんとな〜く理解できる。私は、ビュッフェに挑む際、まずは店内にズラリ並んでいる料理をザッと一通り見渡し、脳内にインプットしてから “盛り” を組み立てる派だったりするのだけれど、美味しそうな料理が多ければ多いほど「アレも食べたい、コレも食べたい!」ってことになって、 “二周目” あたりからはせっかく組み立てたプランが台無しとなり、結局は面倒臭くなって「スタミナ丼」みたくモノの見事に統一性がゼロな、ぐちゃぐちゃの “皿” が出来上がってしまう。「コンヒューズ」どころではない、まさに「カオス」の世界なのである。

 

「カオス」すぎる食事は、さすがの私も本意ではない。だから、最近の私は、一周目と二周目が「パンやパスタを主食にした洋食系」、〆の三周目は「米を主食にした和食系」といった風な明確かつストイック(?)な分類をおのれに課すことにしている。

 

もし万が一、「三周目」に入る前にお腹がいっぱいになったら「和食系」はきっぱりと諦める。でも、根が卑しい私は「食べたい料理を食べずにビュッフェを後にする」のが死ぬほど悔しいので、まもなく還暦を迎えるこの年になるまで「三周目」を断念したことは一度もない。そして、コレが朝食だったら…いつもその一日は何度もトイレへと駆け込むハメになり、仕事や旅行に大いなる支障をきたすのであった。ハイ! なんのアドバイスにもならないコラムですみません(^^;;

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