男性から女性への "好意" はもっと露骨!? ネット記事によく上がる 「脈ありサイン」がほぼファンタジーな件
「ユーザーの趣味・嗜好・ステージに合わせた、さまざまなターゲットメディアで、ユーザーに合った独自コンテンツを展開する」というコンセプトを掲げる(早い話が?)総合情報サイト『ウレぴあ総研』が、『気になる男性の“思わせぶりな態度”から「脈あり・脈なし」を見極める5つの方法』なるタイトルの記事を配信していた。とりあえず! その「5つの方法」とは以下のような感じであった。
(1)「好きな人いる?」と聞いてくる
(※その直後、「もうすぐ◯◯ちゃんの誕生日だから、好きな人と過ごすのかなと思って…」などと具体的な探りが入れば「脈あり」)
(2)「大丈夫?」と気遣ってくれる
(※職場の同僚の場合は「仕事で負担をかけられたくない」というケースもあり得るため、相手との関係性を冷静に見極めることが必要)
(3)お金を払ってくれる
(4)笑顔でリアクションしてくれる
(※「脈なし」なら、その場を早く切り上げたいだけなので、「そっか」「うんうん」…など、だんだんと相づちが短くなっていく)
(5)LINEの返信が早い
(※パッと既読になり、すぐ返信がくる場合、これをきっかけに「会話のキャッチボールがしたい」という「脈あり」サインが見て取れる)
う〜ん……どーなんでしょうねぇ??? たとえば、私が自分の "お気に" な女子と対峙したならば……そりゃあ、たしかに前出の5つは当たり前のごとく全部ヤッちゃっていると思う。ただ、あまりに「基本の基」っていうか、「はじめの一歩」っていうか……あくまでまだまだ前哨戦……つまり、相手に対する好感度をざっくり「高い/低い」の二つに分割して一応は「高い」にカテゴライズされている……程度のフェイズにある女子には、誰だってこれくらいのことはヤッてるっしょ? これだけで「脈あり」とジャッジしてしまうのは、さすがに早計──いささかファンタジーが過ぎるのではなかろうか。
私なら(自分のなかで)「恋愛対象」にまで精選された女子相手だと、もっともっとわかりやすい露骨な「脈あり」サインを出しまくる。「手をつなぐ」とか「旅行に誘う」とか「料理自慢とともに自宅に誘う」とか「土下座して交際を申し込む」とか……(※最後のはもはや「サイン」ではないw)。
そもそも、私なんぞの「脈あり」サインを秘やかに待ちながら、夜な夜な切ない想いに胸を焦がしているような甲斐甲斐しい女子がどこかにいるなんて浮世めいたイメージ自体、さっぱり頭に描くことができない。
だから、もし仮に万が一にも、そーいう女子が実在するならば……どうか、もっともっとわかりやすい露骨な「脈あり」サインを出しまくってほしい。「手をつないでくれる」とか「旅行に誘ってくれる」とか「料理自慢とともに自宅に誘ってくれる」とか……?
結局のところ、「卵が先かニワトリが先か」みたいに堂々巡り的な話になってくるのだが、私は「自分のことを好きになってくれる女子」のことは、よほどの生理的な嫌悪感でもないかぎり、たいがいは「自分も好きになってしまう男子」ゆえ、ご安心してもらってけっこうだ。なんに(笑)?