同棲に憧れるカップルが「同棲したらやってみたいこと」を「同棲評論家」として名を馳せる(?)山田ゴメスが鬼羅列してみた!
「同棲前は誰だってわくわくするもの…。」
そんな煽り文を冒頭に、同棲に憧れるカップルが「同棲したらやってみたいこと」を論述する内容の記事を、とある女性向け恋愛系サイトが配信していた。とりあえず、クリックしてみたら、
・一緒にお風呂に入る
・一緒に家具を見に行く
……みたいなことが書いてあった。どっちも正解! ただ「正解」ではあるものの、あまりにフツーすぎるので(笑)、おそらく残りいくつかも「似たようなもんだろ…」ってことで、途中から読むのをやめてしまいました。
そんなわけで! このたびは、一部の層(?)のあいだでは「同棲評論家」として重宝されているこの山田ゴメス御大がみずから、同棲バージンの男女が
「同棲したらやってみたいに違いないこと」
……を鬼羅列してみて差し上げよう。めっちゃいっぱいあるので、どうか最後まで付いて来ていただきたい!
・一緒に料理をつくる
・女子本人がつくった料理を食べてもらう
・男子本人がつくった料理を食べてもらう
・一緒に珈琲を煎れる
・その珈琲を飲みながら無言でおしゃれな雑誌を眺める
・一緒に梅酒やらっきょうを漬ける
・ソファで寄り添いながらDVDとかAmazon Prime とかで映画鑑賞する
・ベランダで夜景を見ながら缶ビールを飲む(低層階住居は不可?)
・終電を気にせず飲み明かす
・チェックアウト時間を気にせず朝寝坊する
・近所のカフェや喫茶店にモーニングを食べに行く
・近所のスーパーに晩御飯の食材を買いに行く
・近所に馴染みの飲み屋をつくって、二人でカウンターに座る
・洗面所の棚に歯ブラシを2本並べる
・同じシャンプーやリンスを使いっこする
・同じ美容液も使いっこする
・一緒にアロマを選ぶ
・一緒に入浴剤も選ぶ
・一緒に旅行のプランを立てる
citrus読者の皆さ〜ん! 付いて来てますかぁ〜っ!? まだまだありますよー!!
・年末に一緒に大掃除をする
・友だちを呼んでホームパーティをする
・彼氏のTシャツを共有する
・一緒のベッドで寝る
・ヘンな時間に××する
・実家から届いたお米とかの重い荷物を彼氏に運んでもらう
・彼氏にゴキブリを退治してもらう
・「立ったままトイレするのやめてくんない!?」と彼氏に注意する
・「トイレットペーパー使い過ぎじゃね!?」と彼女に注意する
・大喧嘩して家を出て行き、独りでサウナに泊まる
・次の日、仲直りする
・たま〜の独りの時間を堪能する
・看病する
……以上、あと百個は楽勝で出てきそうではあるけれど、文字数の関係もあるので、今日はここらへんでやめにしておこう。
さて。たとえば「結婚」によって二人の人間が同居する際は、「逃げ場をつくる」という意味で最低でも2DK、可能ならば3LDK・4LDK……の家を借りるなり買うなりしたいところだが、こと「同棲」にかぎっては必ずしもこの “鉄則” が該当するとはかぎらない。「同棲」とは、 “勢い” だけで同居へと到る一種の “見切り発車” ゆえ、 “周到なプラン性” に欠け、結局はどちらかがどちらかの家へと転がり込むケースが圧倒的に多い。したがって、大半の人たちが抱く「同棲」のイメージは「1(L)DK」、もしくは「ワンルーム」だったりするのだ。
たしかに、パーテーションのない狭めの空間で共に過ごす最初の1ヶ月は……存分にイチャイチャもできて、さぞかし楽しいだろう。が、3ヶ月もすれば……先にだらだらと書き連ねた「やってみたいに違いないこと」の控えめに見積もっても7割近くは、「ウザいこと」へとなり変わってしまう危険性もなくはない……とだけは「同棲評論家」として一言忠告しておきたい。