溺愛してしまった女性に対し、男性が取るべき姿勢は「見栄」であるべきなのか? それとも「露骨」であるべきなのか?

コラム

 

どこぞの女性向け恋愛系ネットメディアが、

 

「溺愛してしまった女性に対し、男性が取ってしまいがちな行動」

 

……みたいなことを論述する内容の記事を配信していた。

 

・心配しすぎる

・LINEが長文になる

・離れたがらない

 

……モロモロと、例によって(?)サプライズ度数かなり低めな「行動」がやっつけ仕事的に羅列されていたのだが、一つだけ!

 

「わかるわかる〜〜〜〜〜〜っ!」

 

……ってな感じに激しく同感できる鋭い指摘が、なされておりました!

 

「すでに入っていた予定を調整してでも、デートの予定を優先する」

 

……ってヤツである。うん! コレってボク……けっこうヤッちゃうかも!! 一応は

 

「申し訳ない! この日は予定がもう入っちゃってるかも(T . T)」

 

……と申告し、別日の相手の予定も尋ねてはみる。が、そこで

 

「ちょっとまだ読めないなぁ…」

 

……なんて風にあやふやな回答しか得られなかったとしたら……「10分だけ待って!」と、私は躊躇なく先に入っていた予定をブッチしてリスケする段取りに執心する。プライベートは当然のこと、仕事だって同様だ。MTとかだと100%、仮に先方の都合もあるインタビューや取材の仕事だったとしても、できるかぎり「変更」の努力をする。そして、

 

「やっぱ、その日は大丈夫になりました! 大した予定じゃなかったし」

 

……と最低限の経緯だけをさらっとLINEし、その日のデートを “確約” にする。

 

もっと言えば、こうした一連のやりとりから

 

「ゴメスさんって、忙しそうだから、あんまし気軽に誘うのも悪いかな…」

 

……と相手にいらん気を使わせるのもイヤ……っていうかフェイドアウトが怖いので、私は「溺愛してしまった女性」に対しては、

 

「基本、ボクはいつだってヒマです」

 

……と “暇人” をアピールすることにしている。だが、ここで一抹の不安もよぎりはする。

 

「ヒマすぎる男って…仕事は大丈夫なの? 友だちは一人もいないの?」

 

……って、相手に勘繰られやしないか、と。

 

とかく若い世代のヒトたちは「デキるオトコ」(あるいは「デキるオンナ」)を自己演出するため、「忙しさ」をアピールしがちだったりする。昔よりは少なくなってきたのかもしれないが、今でもそういう層は一定数間違いなく実在する。モテを獲得するにあたって、そこそこの忙しさを「多忙」にまで盛る「見栄」を前面に押し出すべきなのか? それとも、そこそこ忙しいのにあえて「ヒマ」を装う「露骨さ」を前面に押し出すべきなのか……? 

 

私くらいの年齢になったら

 

「もはやマイペースで仕事を選べるおじさん」

 

……とでも相手が勝手に拡大解釈してくれるケースも多々あるため、圧倒的に後者を選ぶのだが、一番いいのは……やはり当たり前だけれど

 

「自分の現状をありのまま素直に伝える」

 

……という “自然体” なのではなかろーか? 

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