【実は80年代発売】CMと共に振り返る森永アイス「クレープ屋さん」「ICE BOX」懐かし!

コラム

citrus 文月

 

日本の大手お菓子メーカーである森永製菓。同社からは「チョコモナカジャンボ」、「ビスケットサンド」など多くのアイス商品が発売されているが、なかには80年代に発売開始したものもちらほら。今回は当時のCMとともに80年代に登場したアイスを振り返りたい。

 

 

■パリパリバー/1986年

 

はじめに紹介するのが、1986年に発売された「パリパリバー」(当時は『PARI PARI BAR』として発売)。白黒の渦巻き模様が特徴的な本品は、パリパリ食感のチョコと濃厚なミルクバニラの相性が抜群なアイスだ。当初は1本ずつの発売だったが、現在はサイズを小さくして8本入りの箱アイスとして発売されている。

 

そんな本品のCMでは、俳優・歌手の湯江タケユキが出演しており、CMソングには自身のデビュー曲である「HURRYUP」がタイアップされた。ブルーオーシャンを背景にサーフィンで遊びながら、パリパリバーを食べる湯江の姿は多くの視聴者を釘付けにしたのだった。

 

 

■クレープ屋さん/1988年

 

次は、1988年に発売された「クレープ屋さん」をご紹介。もちもちとした柔らかいクレープ生地に「コーヒー」、「ストロベリー」など商品ごとに違うフレーバーのアイスが包まれた本品。既に発売が終了してしまったが、現在は後継商品である「ザ・クレープ」が発売されているので、気になる人はぜひ食べてみてほしい。

 

CMには当時まだ15歳であった女優の中山忍が抜擢。店員の格好をしながら、楽しげに本品の説明をする彼女の姿は、初々しさが感じられ非常にかわいらしい。最後に中山が本品を笑顔で頬張るシーンを見て、購入しようと決意した男性諸君は多いのではないだろうか。

 

 

■ICE BOX/1989年

 

最後は1989年に発売された「ICE BOX」を紹介しよう。一口大のクラッシュ氷がゴロゴロと入った本品は、暑い夏の日のぴったりなアイスだ。味はグレープフルーツやレモンなど爽やかなものが多く、ナトリウム、ビタミンC、クエン酸が配合されているので、クールダウンや水分補給として補給できるのも良い点だ。

 

Every Little Thingや関ジャニ∞などこれまで多くの芸能人がCMに起用されてきたが、特に印象的だったのは、本品のために結成された音楽ユニット「ICE BOX」かもしれない。本ユニットは吉岡忍、池田聡、中西圭三、伊秩弘将で構成されており、1994年に期間限定でCMに起用された。彼らが歌うCMソング「冷たいキス」は、本品のようなクールで爽快なポップナンバーとなっている。実際のCMでもICE BOXを片手に演奏している彼らの姿が放送され、より本品への購買意欲が上がった人もいただろう。
 

こちらの記事もおすすめ!
「今まで色んなもの犠牲に…」在宅勤務に関するアンケートをとったら…意外な結果に考えさせられる

「今まで色んなもの犠牲に…」在宅勤務に関するアンケートをとったら…意外な結果に考えさせられる

ページトップ