嵐・二宮に埋もれてしまった「加藤紗里」の結婚発覚…不動産会社経営者を手に入れた炎上女王の底力とは

コラム

 

『スポニチアネックス』によると、かつてお笑い芸人の狩野英孝に5股だか6股だかをかけられ、以降は数々の奔放な発言でネット住民たちのリョーシキをことごとく掻き乱し続けてきたお騒がせタレントの加藤紗里(29)が、36歳の不動産会社経営の男性と9月に結婚していたことが11月12日にわかった……らしい。

 

「11月12日」とは言わずもがな、あの人気アイドルグループ『嵐』の二宮和也が電撃的に結婚を発表した日である。はたして、加藤サイドが自らマスコミにリークしたのか、それともスポニチ側の丹念な取材による特ダネなのか、そのへんは定かではないのだけれど、またそのへんを定かにする気もあまりないのだけれど(笑)、いずれにせよ“判明”の時期が悪かったのだろう……本来なら“炎上”にガソリンをぶっかけるには絶好のネタであるにもかかわらず、どこかひっそり感がただよう地味なスクープとなり果ててしまった様相は否めない。

 

とりあえず、加藤本人はかねてから、交際相手の条件として「高収入」を挙げており、SNSで「年収7500万円で足りるか?」と質問され「足りない」と即答した過去もある……んだとか。そのうえで、加藤と親しい知人は

 

婚約指輪は300万円、結婚指輪は500万円のいずれもオーダーメイドで「(今回の結婚)相手の年収は分からないが、加藤さんの条件は満たしているのでは」


……と、話しているという。さらには、

 

プロポーズもゴージャスにヘリコプターの中だった。「ただ飛行音で聞き取れず、着地後に高級フレンチで改めて求愛を受けたそうです」

 

……とのこと。つい先ほど、私は「どこかひっそり感がただよう地味なスクープとなり果ててしまった様相は否めない」と書き滑らしてしまったばかりだが、これら一連の報道を受け、同記事のヤフコメ欄は

 

「来年の挙式、披露宴までに別れると思う」
 
「ものずき…」
 
「自分の親に彼女を紹介するとき、平気なのかしら?」
 
「存在を忘れていた」
 
「これを機会に芸能界から完全に消えてほしい」

 

……ほか、二宮のケースとは打って変わっての、「おめでとう」の祝福の声がほぼ皆無な、でも2000件超えのコメントを集め(※11月13日19時時点)、ネット界におけるいまだしぶとい地力と磁力をまざまざと見せつけられたかたちの、まさに「炎上女王」の面目躍如といった健闘ぶり(?)であった。

 

たしか『サラリーマン金太郎』で、本宮ひろ志センセイが(正確には漫画上の登場人物が)「男の器は結婚相手である程度測ることができる」みたいなことをおっしゃっていたが、私も「まったくもってそのとおり」だと猛烈に同意する。そして、その訓示に倣えば「ヘリコプターだと飛行音でうるさかったから、着地後に高級フレンチで改めてプロポーズして加藤紗里のハートを射止めた不動産会社のシャチョーさん」の器もある程度は測ることが可能なわけである。

 

私は、加藤紗里とはまったく面識がないので、彼女が本当はどんなヒトなのか、一連の過激な言動もじつはすべて計算ずくでこなせるクレバーなヒトなのか、単に思いついたことをすぐ口に出さずにはいられないだけのじつは案外いいヒトなのか、美容整形や豊胸の噂は真実なのか……そこらへんのことはよくわからない。ただ、一つだけ確実なのは「そう簡単に乗りこなすことはできない相当なじゃじゃ馬」だということ──それに、そのじゃじゃ馬をあえて飼い慣らそうと果敢なチャレンジを試みる“馬主”も「タダモノではない」ということだ。

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