「アベノマスク」が、ちまたで"小顔測定器"化しはじめている件について
「日本一黒い女性キャスター」として人気の岡副麻希(27)が5月7日、自身のインスタグラムを更新。「アベノマスク」の到着を報告し、そのあまりの小顔ぶりにネット上では驚きの声が上がっているという。
岡副は、敬礼ポーズでアベノマスクの着用写真を投稿。その下には、
……というメッセージが添えてある。そして、同投稿に対してフォロワーからは
「安部のマスク小さい話し、あれは嘘? マキちゃんの顔が小さいから?」(※原文まま)
「安倍さんと同じサイズ? ビックリだな、いけてますね」
「マスクが大きい? まきちゃんの顔が小さ過ぎ?」
……ほか、称賛と混乱(?)のコメントが続々と届いていた。
顔半分がキレイに隠れきったジャストサイズで、たしかに似合っている。かわいい。が、昨今インスタをはじめとするSNSで目立つアベノマスクの着用自撮りを(ギャグっぽくではなく)凛としたバストアップで投稿している面々は、芸能界だと加藤綾子(フリー)アナにDAIGO……私の知人友人でも職業モデルで生業を立てている女子や、私よりも身長が20㎝近く高いくせに顔面積が明らかに私の3分の2ほどしかないような身体バランスに優れた男子が大半を占めている印象を受ける。
いっぽうの私は……頬が痩けがちな骨格と肉付きのおかげで横幅に関してはどうにかカバーアップされてはいるものの、アゴがどうしてもはみ出てしまう。
つまり、アベノマスクは「新型コロナウイルス対策」といった“主目的”以外に、「小顔測定器」としての側面をも、はばからずもたらしてしまったのではなかろうか。
ただ、私のような本来はマスクが苦手なおじさんにとって、幼少のころに馴染んでいたアベノマスクの“布の感触”は、とても肌にやさしい。布マスクの医学的効果については諸説あるため、“素人”がこの場でアレコレ言及するのは避けておくが、マスク慣れしていない私を悩ませる「紙マスクならではの息苦しさ」がアベノマスクにはないのだ。
ここ近日、「屋外感染」だけではなく「家庭内感染」にも注意を払う必然性が叫ばれはじめているなか、私同様に小顔測定器化されてしまったという意味でアベノマスクの着用に躊躇する皆さまは、もし家族や同居するパートナーがいらっしゃるなら、せめてアベノマスクを“家庭用”として使用してみるのも一つの手なのでは……と私は思う。せっかく贈ってきてくださったモノなのだから、どっかのヒトみたいに無理やりナイトブラにリメイクしたりするよりは、ずっと建設的かつエコロジーな気がするのだが……いかがだろう?