やむを得ず遅刻してしまう時の言い訳は…「え〜! 普通そんなのありえないっしょ!?」というくらい突飛な方が良い!?

コラム

 

仕事もそこそこ自分のペースでこなせるくらいのキャリアとなり、さらには『駅すぱあと』的な交通機関の乗り換え案内アプリの流通によって、ここ数年はめっきり遅刻することもなくなった私であるが、つい先日、わりとちゃんとした企業のちゃんとした人たちが集う対面ミーティングに、危うく遅刻しそうになってしまった。

 

理由は、そのMT前に居た『喫茶室ルノ◯ール』で執筆を終え「さあ、そろそろ行くか…」と席を立とうとしたとき、レジへと向かう通路にスズメバチが一匹止まっていて、身動きが取れなくなってしまったから……だった。

 

下手に動いてスズメバチを怒らせてしまい、ブ〜ンブ〜ンと追いかけられでもしたら周囲の客をも巻き込んでの大惨事である。だから、とりあえずは席に座ったまんまそのスズメバチがどこかへ飛んでいくのをじっと息を潜ませながら、待ち続けることにした。

 

しかし、待てども待てどもスズメバチはいっこうに動く気配を見せない。5分、10分……と時間は刻々と過ぎていく。乗車するはずだった山手線も乗り過ごしてしまい……しょうがないから、MTに同行する担当編集者に、以下のようなLINEを送った。

 

 

 

結局のところ、スズメバチはまったく微動だにしなかったので、手を上げて店員さんを呼び、丸めた新聞紙で退治していただいた。

 

「ゴメスさん、コレ…スズメバチじゃなくて、ただのハチですよ」

 

……と、店員さんに言われ(※ル◯アールの店員さんとは「ゴメスさん」と呼んでもらえる程度には仲良しなのだ!)、思わず拍子抜け……というショボいオチだったんだが、MTの場では「スズメバチどーなったんですか?」……みたいに話題を独占し、約5分の遅刻はなんとなく帳消し……うやむやになった、とさ。おしまい。

 

さて! そういうわけで、今回のこのエピソードから親愛なるcitrus読者の皆さまに学んでもらいたいことはズバリ! こういうことである。

 

「遅刻の言い訳は突飛であればあるほどいい」

 

もっとも定番な「遅刻の言い訳」は、

 

「人身事故で電車が止まってしまって…」

 

……あたりだろうが、コイツが “真実” ならまだしも、仮に “ウソ” だったら、イマドキはネット上にライブで上がってくる遅延情報などでたちまち見破られてしまう。そもそも “ウソ” にしてはあまりにもクリエイティビティに欠けていて面白くない。「遅刻の言い訳」として “ウソ” をつかねばならない状況へと追い込まれた場合には、かのヒトラーも同じようなことを言っていた……ような気がするが、

 

「え〜! 普通そんなのありえないっしょ!?」

 

……くらいまでブッ飛んでいたほうが、逆にリアリティが増してくるのだ。ちなみに、今回のスズメバチ事件は、私が勘違いしていただけで “ウソ” をつくつもりは一切なかったのだが……w。

 

では、最後に。私がこの半生で頂戴することができた、もはや「芸術的」とさえ賞賛したい「遅刻の言い訳」のいくつかを以下に紹介しておこう。

 

「ゴメン! 金縛りがなかなか解けなくて…」(※当時40代男性の言い訳。約1時間遅刻)

 

「道でうずくまっているおばあさんを埼玉のおばあさん宅までおぶっていったんですよ〜」(※当時30代半ばだった某男性の言い訳。待ち合わせ場所は六本木で約3時間遅刻)

 

「ゴメン! 家の風呂が燃えちゃって…」(※当時20代女性の言い訳。この日の約束はすっぽかし)

 

おあとがよろしいようで……m(__)m

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