「姿勢の良さ」や「言葉遣い」など、 "知的な女性" をアピールする要素はいくつかあるが…最も手っ取り早い方法はコレでは?

コラム

 

「オトナ女子、恋と性を磨く」をスローガンとした、株式会社日刊ゲンダイが運営する女性向けメディア『コクハク』が、「男性が好きな知的な女性の特徴5つ! “経年劣化” 知らずの武器を磨きましょう」なるタイトルの記事を配信していた。

 

今回この記事についてアレコレと論じるにあたり、あらためて「知的」の意味を調べてみると、goo辞書には

 

知識のあるさま、知性の感じられるさまを表す

 

……とあった。「〜さま」ってことは……本当のところはどうであれ、とりあえずは「知識がある」「知性が感じられる」っぽい印象を他人に与えることができればいいわけだ? さっそく、その「特徴5つ」ってヤツを以下に紹介してみよう。

 

 
(1)品や知性のある言葉遣いをする
 

(2)一時の感情で行動しない
 

(3)コミュニケーション能力が高い
 

(4)いくつになっても好奇心旺盛
 

(5)姿勢がよく、黒髪

 

また、そんな「知的な女性(風)」を装うための、こんなアドバイスも記事中に追記されていた。

 

(1)読書で語彙や知識を増やす
 

(2)相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを心がける
 

(3)姿勢に気をつけ、髪色を大人しめにする

 

よく「地頭がいい」みたいな表現を耳にはするが、私はこと「知性」に関しては「教養に裏付けられた素養」だという考えの持ち主なので、「真に知的である」には “近道” はなく、とにかく(1)の「読書(※テレビやネット “から” でもかまわない)で語彙や知識を増やす」しか方法はないと思っている。そして、「語彙や知識を増やす」という行為は、おのずと「好奇心」や「品のある言葉遣い」や「コミュニケーション能力」へと直結していくわけだが、あくまで「装う」だけなら、「良い姿勢」や「黒髪」といった外見的な “工夫” へのアドバイスは「即効性」という意味ではたしかになかなかに有益なのかもしれない。

 

ただ、「姿勢を正す」のはともかくとして、「髪の毛の色」にまで言及するほどの短絡的な方向性で “マニュアル” 化を促すのあれば、やはり忘れてはならない! 「メガネ」こそが「知性を装う」には欠かせないマストアイテムなのではなかろーか?

 

たとえば、セクシー動画に本来「知的」とはもっとも縁遠い扇状的かつエロティックなファッションで登場するセクシー女優に、「メガネ」を一つプラスしただけで、たちまち「女教師風」へと “変身” してしまうという劇的なケミストリーを、とくに男性諸君は散々目の当たりにしてきてきたことだろう。実際、同記事のサムネイルとして掲載されているイメージ写真の女性もメガネをかけている。

 

メガネのデザインは、できれば主張が少なめの金縁……黒などの太めのフレームなら丸型より四角のほうが望ましい。さらに「メガネ着用」が常態となり、顔面同化してしまうことを避けるため、かけるのはデスクワークのときだけにして、メリハリをつける……下世話(?)な方向へとアドバイスを寄せていくなら、せめてこれくらいは振り切ってほしかった(笑)???

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